バリ島最大の石窟遺跡グヌン・カウィ

バリ島最大の石窟遺跡グヌン・カウィは、11世紀頃に作られたもので、ヒンドゥー教以前の遺跡と言われています。もっとも現在ではヒンドゥー教の寺院として利用されていますが。

グヌン・カウィは谷底なので数百段もの長い階段を下ります。帰りはこれを登り返すことになります。

グヌン・カウィは谷底なので数百段もの長い階段を下ります。

でも下っていく両側は、棚田が広がる美しい風景で、飽きることはありません。

田園風景

岩山を掘りぬいた門を抜けるとグヌン・カウィです。

岩山を掘り抜いた門

これは王妃の陵墓。と言っても、実際の墓ではなく、記念碑のようなもののようです。

王妃の陵墓

王の陵墓は谷を挟んだ反対側にあります。下の写真はわかりにくいですがパノラマになっており、木が多い真中に谷が流れていてその向こうに王の陵墓、右はじは対岸に渡る橋です。画像をクリックすると拡大写真が見れます。

グヌン・カウィのパノラマ

対岸にはヒンドゥー教の寺院が作られています。

グヌン・カウィ寺院

石窟への入り口。ここへ入るには靴を脱ぎます。本来ヒンドゥー教の遺跡ではないはずですが、今でも神聖視されているようです。

グヌン・カウィ石窟への入り口

中にはインドのエローラ寺院のような、岩から掘り出した建物があります。スケールではエローラと比較になりませんが、インドの影響が見られる、ということのようです。

岩から掘り出した建物

王陵。

王陵

他のグヌン・カウィの写真はこちらにあります。Gunung Kawi Ruins in English

ティルタ・ウンプル バリ島の聖水

ウブドゥからさほど遠くないタンパクシリンという場所に、ティルタ・ウンプルというお寺があります。ここは西暦900年代に泉が発見され、それ以来、聖なる泉、沐浴場として使われてきた場所。

水を汲みに来た人々

この日は儀式のために水を汲みに来た人たちが多く、周辺は大混雑。

ティルタ・ウンプル入り口の木

入り口には大きな木が。

ティルタ・ウンプルの沐浴場

沐浴場。祭りの準備のためか、大勢の人が沐浴に訪れていました。

ティルタ・ウンプルの泉

写真ではわかりませんが、水底から大量の水が湧き出しています。これが聖なる泉です。

ティルタ・ウンプルの他の写真はこちらにあります。

バリ島イエ・プルの史跡

イエ・プルの遺跡

イエ・プルはゴア・ガジャからさほど遠くないところにありますが、13世紀頃のレリーフが素敵な宗教施設です。遺跡と言いつつ、現在も地域の人たちの信仰の対象になっています。

yeh puluのレリーフ

イエ・プルのレリーフは物語になっているそうです。一番右側のお婆さんは、この地域のスードラ階級(ヒンドゥー教では最下層)に属する人で、この寺院の清掃を担当しています。

イエプルの聖なる泉

これがイエプルの奥にある聖なる泉。

イエ・プルの写真はこちらにも掲載してあります。イエ・プルのさらなる情報はこちら。

バリ島ゴア・ガジャの遺跡

ゴアガジャの沐浴場

ゴア・ガジャはバリ島のウブドゥ郊外にある11世紀頃の遺跡。発見されたのは遅くて20世紀半ばだそうです。ヒンドゥー教の寺院跡ですが、沐浴場や洞窟寺院入り口の彫刻が見事です。

ゴアガジャの遺跡洞窟寺院

ゴアガジャの写真はこちらに掲載してあります。ゴア・ガジャのさらなる情報はこちら。