コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))

コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))
コンチキ号漂流記 (偕成社文庫 (3010))

定価 735円
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この商品の感想

まるで自分がコンチキ号に乗っている気がしました
何度も何度も読みました 色々な海の生物や珍しい鯨鮫の生態は特に愉快そのもの、狭い筏の上での仲間の暮らしぶり、嵐や不思議な海洋生物との遭遇や珍しい体験に満ちています。ハイエルダールはこう言っています。
「夜になると、海にはプランクトンの光で様々に形を変える色々な生物が息づいている、大型客船で旅をすれば、海は穏やかで何事もなかったと・・・」筏の上で暮らして初めて分かる事なんだな〜と想いました この本を読んだのは私の子どもの頃、それから私は海の素晴らしさと怖さ、自然への畏敬の念はこの本が教えてくれました。 今海洋はハイエルダールが漂流した頃とはすっかり違っているのでしょう。でも時々心の中で、コンチキの帆をはった筏は冒険を続けています
きっと読んだ人は必ず体感すると想います 色々な気持ち、希望・不安・観察・ユーモア・共生
・・・どうか皆さんも南太平洋へ!

血沸き肉踊る海洋冒険談
ポリネシアの人々はかつて南米からやって来たという考古学上の仮説を証明するために、自らイカダを作ってチリからポリネシアまでの航海に乗り出したスウェーデンの海洋考古学者、トール・ハイエルダールが、自らの航海記をもとに青少年向けに書いたノンフィクションです。

読んでいるだけでハイエルダールら、青年の探検隊の一員として冒険に乗り出すようなワクワク感を味わえます。イカダは護衛船も護衛機もありませんから、波に飲まれたり潮に流されたりしたらそれだけで一巻の終わりです。そう、文字通り命をかけた航海。にも関わらず文章には悲壮感が全く無く、冒険をココロから楽しんでいる様が伝わってきます。航海が終わり、無事ポリネシアの島につくところでは何となくさびしさも感じてしまうほど。

ということで、冒険活劇が大好きな人には本当に楽しめる本です。

加えて、ハイエルダールが政府や関係者からスポンサーを集め、イカダを組み上げ、クルーを集めていく時の実行力は、ビジネスマン諸氏にとっても刺激になること請け合いです。何か、大きなことをやる人って、ある程度のところまで論理的に考えてツメたら、後はガーッと行っちゃいますが、このハイエルダールという人の暴走ぶりも凄いもんです。自分がいくらやったってOKだなと思えてきますよ。

お勧めです。

PS:この本を読んで面白いなと思われた方には、「エンデュアラアンス号 シャクルトン南極探検の全記録」をお勧めします。こちらは南極で船を失うという致命的な遭難にあったイギリスの探検チームが、リーダーのもと全員無事に2年後に生還する物語です。写真がキてる。

一級品の冒険談
自分の学説を証明するために、常に実証的な試みを行ってきたトール・ハイエルダール。学会での評判は今一かも知れませんが、冒険好きの読者にとっては非常に面白い本を沢山書いてくれて、感謝感謝です。 大きなジンベイザメがゆっくりといかだの下を通過するシーン、脳裏に焼きついて離れません。

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