三内丸山遺跡

この記事はねぶた祭りを見に青森を訪れた旅行記の続きです。

8月3日の夜はねぶたを見たあとタクシーで浅虫温泉へ戻りました。前の晩、列車で帰ろうと思ったら臨時の快速列車がすごい混雑。しかも青森の人たちは満員電車に慣れていないせいか?列車の入り口で立ち止まってしまってなかなか乗ることもできなかったのです。小さな子ども連れだと大変なのでタクシーにしました。青森市街は混んでいましたが、そこを抜けるとスムーズに走り、意外に道路でも近いなあ、という感想です。

翌8月4日は午前中三内丸山遺跡を見学することに。再び列車で青森まで出ます。タイミングが悪くてまたまた特急列車に乗る羽目に。普通や快速がさっさかやってくるところに住んでいるので、なんだか割り切れない感じが残ります。

青森駅の特急
白鳥
この日乗ったのは白鳥。東海と東京しか知らないので見慣れないデザインの電車ですね。スーパー白鳥とはまた違うデザインです。青森駅に着くと、またまた見かけない列車が。名前は忘れてしまいましたが、鉄ちゃんじゃない僕でも、見慣れない電車を見かけると、旅情を感じますねえ。

青森駅から三内丸山遺跡まではバスも出ているのですが、人数が多いこともあり、レンタカーを利用することにしました。

三内丸山遺跡までは20分ほどで着いたでしょうか。「え?こんなに近いの?」と思うくらいの距離でした。入り口はモダンな建物になっており、なんと入場無料。驚きです。

三内丸山遺跡
無料のガイドがあって、それに参加したのですが、本格的な発掘が行われる前には野球場か何かにする予定で、すでに工事も始まっていたのだそうです。三内丸山遺跡の詳細については遺跡のホームページを参照してください。

印象としては予想よりも広い!そして栗の木で作られたタワーが予想よりもでかい!これが2500年も前のものかと思うと、感慨もひとしおです。

三内丸山遺跡
世界各地の遺跡を見て歩きましたが、「木の文化」の遺跡であることを考えると、地上の遺物の少なさはともかく、規模や内容からも決して劣らない文化があったように思います。

ここのレストランには予想したとおり「発掘定食」とか、縄文時代のメニューに近いものが用意されており、食べたかったのですが、団体客が入っていて待ち時間が長く、残念ながらあきらめました。

そして青森の町に向かう途中の和食屋さんでお昼にしたのですが、子ども用の定食に納豆巻きが入っていたのには一同びっくり。僕らの地元ならかっぱ巻きか鉄火巻きが標準ですから。


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