世界遺産である今帰仁城の主郭は標高100メートルの高い位置にあります。ここから、石垣越しに見えるのが志慶真門郭(しげまじょうかく)です。郭には、石垣に守られた中に家屋が数軒あった様子がうかがえます。建物の礎石などが残っています。発掘調査の結果では、4つの建物があったことが分かっています。ここには城主に仕えた身近な人々が住んだと考えられているそうです。(今帰仁城跡公式サイトはこちらからの情報)
志慶真門郭は以前来た時には立ち入ることができませんでした。しかし、今回来て見たら、主郭のところから階段が作られていて降りることができました。これは良いですね。誰でも安全に見学ができます。世界遺産に指定されて観光客が増えたので、対応しているのでしょうか。
坂を降り切ったところ。志慶真門郭の中はこんな感じ。
郭の中かから周りを見回してみました。ここは石垣に囲まれているものの、やはりやさしい印象を受ける場所でした。沖縄の城郭は、石垣の曲線が大きな魅力ですね。