玉城は、関ヶ原の合戦で有名な岐阜県関ケ原を流れる藤古川上流部の玉地区にあります。どうやら玉地区にあるので玉城と呼ばれるようになったようで、最も近い集落も玉です。
玉城への登山道の入り口は、玉地区と、峠を越えた南にある黒地川、大谷吉継陣跡があるあたりを結ぶ林道の途中にあります。峠から尾根伝いに登る道は城山遊歩道としてよく整備されていますが、短いとはいえ急登です。写真は玉城への登山口にある道標、峠を越える林道は東海自然歩道になっています。
玉城への道を登り始めると、すぐに階段状の急登です。急登は玉城のある頂上直下まで続きます。
登山道脇には陸軍の石標が点々とあります。第二次世界大戦終了まで関ケ原には陸軍の訓練場があったようです。その時の境界を示したものでしょうか。
玉城の主郭からは、伊吹山はよく見えるものの、周囲に低い山がありますから、意外なことに、重要な関ケ原、東山道、北国街道などはよく見ることができません。これは玉城の機能に疑問を投げかけます。
玉城の主郭は、東屋が建っているところからさらに奥に長く伸びています。写真ではよく見えませんが、斜面を少し降りたところにある玉城の竪堀。写真奥に溝がありますが、これが多分竪堀です。
玉城に関する案内板。城山山頂にあります。
関ヶ原古戦場と玉城、不破の関(ハイキング・コース)はこちらを参照してください。
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