三内丸山遺跡

 青森県青森市にある有名な縄文時代の遺跡が三内丸山遺跡です。競技場などとして整備される予定であった場所から発掘され、その重要性が認識されたために建設途中のスタジアムを取り壊し、遺跡公園として整備されたとか。

 青森駅から三内丸山遺跡まではバスも出ているのですが、同行者の人数が多いこともあり、レンタカーを利用することにしました。

 三内丸山遺跡まではカーナビを頼りに走ると20分ほどで着いたでしょうか。「え?こんなに近いの?」と思うくらいの距離でした。入り口はモダンな建物になっており、なんと入場無料。驚きです。

これが遺跡の入り口の様子です。立派に整備されていて驚きました。入場無料で管理費はどうしているのでしょうか。

これが有名な太い栗の丸太を組んだやぐらです。予想よりもでかい!これが2500年も前のものかと思うと、感慨もひとしおです。隣の白いドームの中には本当のやぐらが立っていた柱の穴があります。直径は1メートルくらいあるでしょうか。

世界各地の遺跡を見て歩きましたが、「木の文化」の遺跡であることを考えると、地上の遺物の少なさはともかく、規模や内容からも決して劣らない文化があったように思います。

ここのレストランには予想したとおり「発掘定食」とか、縄文時代のメニューに近いものが用意されており、食べたかったのですが、団体客が入っていて待ち時間が長く、残念ながらあきらめました。

三内丸山遺跡の詳細については遺跡のホームページを参照してください

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